コラム

 

看護学校の夏休み期間はどれくらい?学生たちの過ごし方は?

春休みイメージ

看護学校への進学を検討している人の中には、「看護学校の夏休み期間ってどれくらい?」「夏休み中に課題はあるの?」などの疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
 
看護学校の夏休みも長期間であることが多く、学生たちは課題の勉強やアルバイト、旅行など自由に過ごせる大切な時間です。夏休みを思いっきり楽しんでリフレッシュできれば、新学期からの勉強や実習により力を入れられるでしょう。
 
この記事では、看護学校の夏休み期間や1年生から3年生までのおすすめの過ごし方を紹介します。看護学校に入学し、充実した夏休みを送れるように、ぜひ参考にしてください。

 
 

看護学校の夏休み期間って?

春休みを満喫する学生
看護学校の夏休み期間は、4年制大学や専門学校などの制度によって違いがあります。4年制大学の場合は約2ヶ月間、3年制の短期大学や専門学校は約1ヶ月間の夏休みが一般的です。
 
夏休みの時期としては、約2ヶ月間の長期的な夏休みであれば7月〜9月頃、約1ヶ月の場合は7月〜8月頃に設定している看護大学が多くみられます。
 
ただし、夏休み直前の授業や実習で出された課題に取り組まなければならなかったり、夏休み期間中に次に始まる実習の準備をしたりする場合もあるでしょう。
 
夏休みの課題や、夏休み明けの講義や実習に向けての準備など、スケジュールをしっかり立てておく必要があります。
 
 

看護学校の夏休み期間中に課題はある?

学生のイメージ
看護学校によって、夏休み期間中に出される課題やレポートの有無は異なります。一般的に、夏休み直前にあった授業の課題や実習のレポートが出されて、夏休み終了後に提出するケースがほとんどです。
 
ただし、学校から課題が出されていない場合でも、学年によっては旅行や遊びなどの自由な夏休みを過ごす前に、自身のキャリアプランの検討、国家試験の学習、病院の情報収集や合同説明会やインターンシップについて調べておく必要があります。
 
このように、夏休みを利用してやるべき必要な課題を明確化し、学業とプライベートの優先順位をつけてスケジュールを組むことが大切といえるでしょう。
 
 

看護学生の夏休み期間の過ごし方

春休みの過ごし方
看護学生の夏休み期間の間は、各学年によって過ごし方のポイントがあります。学年に合わせて、やっておくべきことや必要な課題を確実に済ませられるように、過ごし方を工夫することが大切です。
 
ここでは各学年別に、夏休みの過ごし方ややっておくべきことの事例を含めて紹介します。

 
 

1年生(3年制)/1・2年生(4年制)

看護学校1年生(1・2年生)の授業は一般教養や基礎的な座学中心の講義が多くなります。難しい課題や、学内演習に対するレポート提出などは少ない時期といえます。
特に、4年制の場合は、一般教養にもしっかり時間を取るため、看護に関する学内演習は1年生の後期からスタートすることが多いです。
 
そのため、1年生(1・2年生)の夏休みは比較的ゆとりがある休暇になります。夏休みに入ったら、できるかぎり早めに課題を終わらせることがおすすめです。早く課題を終わらせると、残りの期間を自由に過ごせるようになります。
 
また、課題がない学校や時間に余裕がある夏休みであれば、自分がしたかったことに挑戦してみるのも良いでしょう。たとえば、アルバイトを経験したり趣味に没頭したりすることで、多くの経験を積めます。
 
また、学内または学外のサークルに所属して活動するといった、学生時代にしかできないことを数多く実現させ、充実した夏休みにしましょう。
 
 

2年生(3年制)/3年生(4年制)

看護学校2年生(3年生)は、学校の授業や実習が本格的に始まり、将来に向けて自分のキャリアを考える時期です。夏休み後は、実際に病院や医療機関に行く領域別実習が始まってくるでしょう。
 
学校が始まると課題や実習で忙しくなるので、夏休み期間を活用して、就活に向けた病院の情報収集や合同説明会、インターシップについても調べておいた方がいいでしょう。
 
夏休みに入ったらできるかぎり早めに課題やレポートを終わらせておくことが大切です。早く課題を終わらせた後は、残りの期間を就活の準備に取りかかれるようになります。
 
とくに、就活向けの講座やインターンシップは、学生の時間が取りやすい夏休みに開催される傾向になります。そのため、志望する病院に就職できるように、履歴書や面接対策などの準備も始める大切な時期ともいえます。
 
また、時間に余裕がある場合は、看護師国家試験の勉強を始めるのもおすすめです。学業とプライベートの時間をバランス良く組み立てて、充実した夏休みを過ごしましょう。

 
 

3年生(3年制)/4年生(4年制)

看護学校3年生(4年生)は、最終学年として看護師として現場で働く力を養うために、学校の課題や実習を中心とした学生生活を過ごします。
 
卒業に向けた試験や看護師国家試験対策、志望先の内定をもらったりと看護師を目指すためにも重要な時期です。また、夏休み明けには、統合実習という現場の看護師に近い働き方をする実習が始まります。
 
そこで3年生(4年生)の夏休みは、自分の自由な時間も確保しながら、やるべきことを終わらせていきましょう。たとえば、看護師国家試験の勉強として学生同士で集まって出題し合ったり、過去問題や参考書を活用して自己学習をしたりと、計画的に学習を進めます。
 
本格的にスタートする統合実習に向けて、夏休み期間中に実習先の診療科や担当患者さんの疾患などを予習しておくことも大切です。事前に学習すると、夏休み終了後の統合実習をスムーズに始められるでしょう。
 
また、就職先が決まっていない場合は、夏休みに高い優先度で就活を継続する必要があります。自分の理想とする働き方ができるように、夏休み中には就職先を決めておけると安心です。
 
 

【番外編】看護師の夏休み事情

女性
看護師の夏休みは職場や配属先によって異なりますが、多くの職場では看護師にもしっかりと夏休みが与えられています。
 
取得できる月は6月から9月頃までが一般的であり、看護師同士の勤務状況や病棟の繁忙期などを考慮したうえで夏休みの予定を組まれることが多いです。
 
取得できる夏休みの日数は、一般企業と同様の3日〜5日がほとんどですが、職場によってはまとまった日にちが取れない場合もあります。
 
このように看護師になってからの夏休みは、看護学校と比べて短い期間であり、必ずしも夏季に取得できるわけではないのです。就職先を選ぶときは、夏休みや有給休暇などの休暇制度について確認し、就職後のミスマッチを防ぐようにしましょう。
 
 

看護学校への進学を検討している方へ

看護学校
看護学校の夏休みは約1〜2ヶ月間あり、学校や学年によって夏休み期間中にするべき課題・レポート、就活や国家試験の勉強などがあります。
 
夏休みは、できるかぎり早いうちに決まっている課題やレポートを終わらせて、残りの休みは自分に必要なことができる期間にしましょう。
 
看護学校の夏休みは、学業とプライベートを充実させるために事前に計画を立てることが大切です。夏休みの過ごし方が不安な方は、丁寧に指導をしてくれる学校を選ぶと良いでしょう。
 
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