コラム

 

理学療法士になるための勉強内容って?科目・実習や国家試験対策など

セミナーを受ける医療従事者
理学療法士になるためには、大学や専門学校で医療における専門的な知識を身につけなければなりません。
 
これから理学療法士になりたいと思っている人は、学校での勉強量がどの程度なのか気になるポイントですよね。
 
そこで本記事では、理学療法士の学校では実際にどのような勉強をしているのか具体的な内容を紹介していきます。
勉強内容や量だけでなく、国家試験の難易度についても詳しく解説していきますので、学校に入学する前に確認してみましょう!

 

理学療法士になるための学校での勉強内容

シニア女性とドクター
理学療法士になるための勉強には、基礎科目、専門科目、実習、国家試験対策があります。
以下でそれぞれの勉強内容を詳しく説明していきます。

 

基礎科目

基礎科目には、解剖学、生理学、病理学、医学、心理学、社会学などの内容が含まれます。
これらの科目は、理学療法士として必要な人体の構造や機能、疾患や障害、人間関係や心理学といった専門知識を理解するための前提知識に該当します。

人体の構造や生理学といった基礎をしっかり理解していなければ、リハビリテーション学や理学療法学といった専門科目を理解するのは難しいです。
範囲も広く、勉強量も比較的多くなりますが、今後のためにも重要な勉強になります。

 

専門科目

専門科目には、理学療法学、運動生理学、リハビリテーション、機能解剖学、神経科学、運動制御などの内容が含まれます。
これらの科目は、運動療法の定義や臨床におけるリハビリテーション方法といった、理学療法士としての専門的な領域について学んでいきます。

実際に臨床に出た際には、医療者としての基礎知識があるだけではなく、もちろん理学療法士としての役割が重要になります。

実際に臨床実習で技術を提供するためにも必要な科目となるため、基礎科目同様にしっかりと身につけましょう。

 

臨床実習

理学療法士の学校では、2年生から3年生にかけて臨床実習が行われます。

実習では、実際に学生が患者さんの身体機能を評価し、自分でリハビリプランを考えて治療を行います。
他にも、チーム医療の一員として、医師、看護師、作業療法士、言語聴覚士などと協力し、患者さんに最適な治療を提供するためのカンファレンスへ参加することもあります。

日頃から培ってきた基礎科目と専門科目を応用する場にあたるため、臨床実習はその時だけ頑張るのではなく、日常から実習を意識して勉強できるといいでしょう。

また、倫理観などを育む場でもあるため、自分の目指したい理学療法士像を再認識することもできます。
実際に働いている現役の理学療法士とも関わりを持てるため、自分のメンターを探すのも今後のキャリアに良い影響を与えられるでしょう。

 

国家試験対策

理学療法士は国家資格に当たるため、資格を取得するには国家試験に合格する必要があります。
国家試験は、理学療法士としての専門的な知識やスキルを問う試験です。

令和5年度に行われた第58回理学療法士国家試験の合格率は87.4%という結果でした。
看護師や医師といった他の医療職の国家試験合格率は90%以上となっているため、比較すると理学療法士の国家試験の難易度は易しいわけではありません。

しかし、他のリハビリ職である作業療法士は83.8%、言語聴覚士は67.4%という結果で、理学療法士が特段難しいというわけではないのです。

つまり、しっかり国家試験対策の勉強をすれば、充分に受かる試験だと言えます。

国家試験対策では、主に過去問を中心に勉強していきます。
10年以上前の問題まで遡って勉強する必要があるため、勉強量は多いです。
しかし、国家試験に合格すれば、様々な現場で理学療法士として活躍していくことができるでしょう。

そのため、怠けずにしっかりと対策を練ることが重要になります。

 

理学療法士になるための勉強で大変なことは?

疑問を持つ女性
最後に、理学療法士になるための勉強で大変なことをまとめました。

 

解剖学や生理学の難解な専門用語の覚え込み

理学療法士になるためには、解剖学や生理学などの専門用語の覚え込みが欠かせません。

これらの専門用語は、日本語ではない言葉が多く、多くの学生にとっては非常に難解であるため、覚えることが大変な課題です。

そのため、単語帳や暗記アプリを利用して、繰り返し学習することが必要です。
また、自分で図を描いたり、3Dモデルを使って身体の構造を理解することも有効です。

 

実習での患者さんへの対応

理学療法士の実習では、患者さんと直接接することが必要です。
患者さんの病状や状態に応じたリハビリテーションを行うことが求められるため、自己責任と自己判断力が重要になります。

患者さんのニーズを上手く捉えられなければ、病状の悪化を招いたり、クレームにつながってしまうこともあるでしょう。

そのため、実習に向けて、人とのコミュニケーション力を高めることが必要です。
また、患者さんのニーズに対応するために、常に知識をアップデートすることも重要です。

 

国家試験の高い合格難易度

理学療法士になるためには、国家試験に合格することが必要です。

国家試験は、理学療法士としての専門知識や技術、臨床実習などを総合的に評価するため、どうしても勉強量が多くなってしまいます。

過去問題集を解いたり、時には予備校に通ったりすることも必要になってくるでしょう。
学生時代から基礎知識や専門知識をしっかりと身につけておくことが大切です。

 

理学療法士になるには様々な勉強が必要

勉強している若い男性
理学療法士の勉強内容は国家試験に合格する必要があるため、決して楽だとは言えません。

例え国家試験に合格して理学療法士になったとしても、医療者は日々進歩する医学を学ぶために、生涯学習を続けなくてはならないのです。

しかし、学生時代から勉強に前向きに取り組み、より良いリハビリを患者さんに提供することを見据えることができれば、理学療法士になってもスムーズに日々の学習に取り組めます。
 
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国家試験に合格するために必要な基礎的な知識や、実践的な技術を身につけることができます。
特に下関看護リハビリテーション学校では、知識の豊富な教師たちのもと、独自の国家試験対策も行っているため、個別で対策ができるか不安な学生も安心して試験に臨めます。
 
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